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浪人決定の春(晴の回想2)

  • 執筆者の写真: 独習塾ALGO 代表
    独習塾ALGO 代表
  • 2024年3月12日
  • 読了時間: 1分

新高3生・浪人生へ


晴は3月国立後期受験が終わり、疲れ果てていた。バンザイシステムに入力した時から無駄な戦いであることはわかっていた。その上、赤本を解いても参考書どおりでない設問はゴールをどこに設定したら良いのだろうと途方に暮れ、メンタルは最低の早春であった。


晴は地元2番手の自称進学校を卒業するまで個別指導塾を利用してきた。理数系科目は理解は十分してきたのだが、模試での成績はパッとしなかった。定期テストも個別指導で教わるものは4を取れたのだが、共通テストは5割から6割だった。


振り返ってみれば自信を持って勉強を進めていた中学時代と比較して、高校に入ってからテストでは不安なことばかり。地元No1の高校に通っていた友人・海野は地元No1の大学工学部に学校推薦で合格していた。大手予備校の現役生対象講座で学校より先を押さえて成績は安定していたから当然と言えば当然の結果であった。晴は浪人しても、海野の後輩にはなりたくないと考えていた。隣接都市のNo1大学に行けば見返せると密かに思うのだった。


まだ後期の結果発表は3月の下旬、晴は何を検証するべきなのか?

あなたはどう考えますか?


 
 
 

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