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医学部受験を考えている君へ

  • 執筆者の写真: 独習塾ALGO 代表
    独習塾ALGO 代表
  • 2022年2月22日
  • 読了時間: 2分

東洋経済オンラインの記事で過去5年の国公立医学科合格者数の累積数で、全国の高校をランキングにしたものが載っていた。優秀な高校が多いのだが、私の地元の福岡県で記事を元に考えてみた。

ランキングにすると丁度全国200位までに丁度10校あった。

5年累計国公立医科合格数 福岡県内

1位 久留米附設347人 私立

2位 修猷館134人

3位 明治学園102人 私立

4位 筑紫丘87人

5位 小倉83人

6位 福岡77人

7位 福大大濠74人 私立

8位 東筑53人

9位 明善49人

10位 西南学院42人 私立

当然優秀な高校だが累積数にすると差が大きく感じる。

東洋経済記事の論調で注目したのは、国公立医科の人気は地方のもので首都圏とは少し異なり就職を踏まえた企業の偏在を捉えている。では、東京の有名な高校を福岡県の累積数と近似値で参考として抜き出すと、開成284人、桜蔭222人、筑駒132人、日比谷126人、巣鴨102人、女子学院86人、早稲田 63人、渋渋50人、フェリス48人などが挙げられる。日比谷や巣鴨は公立高校である。

当然医科進学数だけで高校の優劣が分かる訳じゃない。医科で国公立となれば共通テストは9割近く取り、個別試験難度及び得点率も他学部より上がる。合格するにはそれなりの受験の覚悟が必要である。勉強に打ち込み、そしてモチベーションを維持するには、日常の環境が影響する。その環境で一番重要だと思うものは友人や周りの教師をはじめとする大人である。東京の高校もそうだが、私立中高一貫校はそうした環境に恵まれている。東大、京大、医科受験が当たり前、物珍しいものでないと意識できるものと、私には無謀な目標ではと恐れを意識に持つものでは学習態度から差ができる。

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そうした意味で地方都市は中学受験をせずに公立トップ校を目指す文化が根強く、高1で文理選択、2年間で数学を終える学校が強い。ただしこの地方公立トップ校の進路指導が強く影響する。生徒の選択自由度が極めて低いのである。親も子もこの指導に沈められる。ポテンシャルを見ていない過去の進研模試の数値だけで判断する公立高校教師の意見は聞かなくて良い。





 
 
 

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