推薦受験

毎年秋には早目の推薦受験が始まる。受験勉強を早く終了させて、自動車免許を取りに行く計画を立てたりする子もいる。しかし今年から結果発表を早くから出さないように文科省の方針が出されている。そのため秋に出ていた合否が冬に出されるところもあり、推薦受験生がもしも不合格のときには一般入試の対策時間不足になる。下手すると浪人となる為、その場合のことも想定して勉強すればよい。ただし、もしかしたらという気持ちは、それが良い内容であれ、悪い内容であれ、未来のことを想像させる。受験生にとって一番大切な時間は今である。今という時間を集中出来ないのでは、その先にくる時間を制御できない。結果発表までの不安定な気持ちを切り替え、進学先で困らない、一般受験した子に差をつけられない科目の修得をする。不安的中に備えて一般入試の対策をする。このように推薦受験生の皆さんの浮ついた気持ちを切り替えさせるために、大人たちが工夫していることを知っていてください。